卒業生の有志がイベントを開催しました
水マネ大学の1期生の有志が立ち上げた活動グループ「打ち上げHANAVI」が2024年10月18日「第3回 未来の下水処理場について語ろう」を開催しました。
この日の楽しみは、何といっても、下水処理水で作ったお米で作った日本酒(ややこしい!)が飲めること!!
この素敵な日本酒造りに取り組んでおられる秋田高専の増田周平准教授からの活動紹介の後、
早速、その純米大吟醸「酔思源」(すいしげん)がふるまわれました。
甘口で、とっても美味!!
そして、パネルディスカッションへ突入!
私は少しいい気分で、司会進行を務めさせていただきました。
増田先生の取り組みは単なる下水道資源の有効活用にとどまらず、高専生の実地での学びや成長、地元農家や地域住民との連携、脱炭素、輸入肥料への依存の解消など、さまざまな領域に効果が波及していることが分かりました。
また、パネルディスカッションに参加された東京大学の加藤裕之先生は「下水道資源の有効活用だけなら自治体の”下水道課”の担当になるけど、農業や地域活性化、脱炭素など関係する分野が増えれば増えるほど、関係する部署も増え、結果的に”首長”マターになり、大きなプロジェクトになります」とおっしゃっておられました。
下水道の枠を越え、広く地域に価値を染み出させていくことを、下水道関係者みんなで考えていけば、地域全体が良くなっていくはず……。
それこそが、水マネ大学で身に着けてほしい「オソト志向」です。