シェアリングエコノミーもPPPの1つの形

2024年10月23日の水マネ大学は、東洋大学経済学研究科公民連携専攻教授の難波悠さんを講師に迎え、「いまさら聞けないPPP」(国内編と海外編)」をテーマに講義していただきました。
この日は講師はオンライン、受講生はリアル&オンラインの形で講義を行いました。

東洋大学大学院教授の難波悠さん

官民連携(PPP)はさまざまな分類方法がありますが、東洋大学では次の4つの類型があるとのこと。
1、公共サービス型
2、公共資産活用型
3、規制誘導型
4、シェアリングエコノミー型

このうち新しい類型が「4、シェアリングエコノミー型」です。
例えば公用車を使っていない時に市民に貸し出すような取り組みです。
市民が使うという点、さらに貸し出しサービスを企業が担うという2つの点でPPPが実現しています。

その他、刑務所においてさえ、例えば社会復帰プログラムなどは公権力を持たない企業でも実施できます。

こう考えていくと、あらゆる公共サービス、民間サービスにPPPを適用することができるんだなぁと感じますね。
それによって、サービスが良くなったり、新しいサービスが生まれたり、心地よい空間が創出されたりすることが期待できるなど、PPPの可能性についてお話ししていただきました。

詳しく知りたい方はぜひ水マネ大学2025年度で仲間になってくださいね。