インフラ業界は脳みそを揺らして変化しよう!

2025年4月16日の水マネ大学は、多摩美術大学教授濱田芳治さんに「デザインの力で社会課題を解決する」をテーマに講義していただきました。

多摩美術大学の濱田芳治さん

2025年度の本格的な講義の1回目となったこの講義の狙いは「脳みそを揺らす」です。

水マネ大では、自分(自分自身、所属する業界、会社など)じゃない何か、それを「オソト」と称し、これまでのしがらみや凝り固まった既成概念に縛られずに発想のウイングを「オソト」に広げ、「オソト」と積極的につながれる人材の育成を目指しています。

なので上下水道ではない「オソト」で活躍されている方々に講義をしていただいています。ただ、せっかくの知識を「自分」の中にとどめてしまっては意味がありません。さらに別の「オソト」とも融合させ、化学反応を起こして新しい何かを創造することが大切です。

そこで濱田先生の講義でまずは「脳みそを揺らし」、「自分」の枠を融かしてもらいました。「脳みそを揺らす」とは、これまでの脳みその使い方を変えること、考え方を変えること、物事の捉え方を変えることです。そのために、

・Step Back:一歩引いて物事を俯瞰し、「そもそもこれは…」と考えてみる
・タンブルウィード:1つのキーワードから発想を分岐させていく
・Unlearn:無意識の行動、「こうでなければならない」(と無意識に思っている)行動を見直し、意識下においてみる

などの手法を紹介してくださいました。

21世紀前半の価値観は、
1、ダイバーシティ
2、ウエルビーイング
3、サステナビリティ
だと濱田先生は指摘されていました。その価値観に合わせ、インフラ業界は脳みそを揺らして変化していかなければなりません。

詳しく知りたい方はぜひ水マネ大学2026年度で仲間になってくださいね。

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