冊子「Water-n」vol.13発行しました

モノづくりや暮らしのことを「水を還す」（Water Return）視点から見つめ直すきっかけ作りを目指す「Water-n」のvol.13を発行いたしました。

今号は「MESSAGE」がテーマです。

広告や、美術作品や、建造物。
過去から現在まで、人が作り上げてきたものの中には、
たくさんの「メッセージ」が含まれています。
かつての暮らしや文化がどんなものだったのか、
人々はどのように関わり合っていたのか。
過去にあった事件や災害のこと、そしてそれに人がどう向き合い、
どう乗り越えてきたのか。
そのメッセージの中には、今を生きる私たちが
どう世の中と向き合って、どう助け合って
生きていくべきなのかのヒントが隠されています。
水という、生きていくのに欠かせない存在を通じた
メッセージを受け取ることで、
未来を考えるきっかけにしていきたい。そうWater-nは考えます。

PDF 18MB
eBook

【コンテンツ】

◆MESSAGE×Water-n

Topic1
”広告”という表現の力で水にまつわる「疑問」を伝えていく
HYPE FREE WATER
2020年に始まった「HYPE FREE WATER」とは、音楽活動を中心にファッションやアート、カルチャーと幅広い分野で活躍する水曜日のカンパネラの元ボーカルでありアーティスト・コムアイと、アートディレクター/ビジュアルアーティストとして表現活動を行う村田実莉のふたりが、水を中心とした地球環境問題について発信するクリエイティブチーム。HYPE FREE WATERの活動の目指すところや、理想の未来ってどんなものだろう？

Topic2：
世界遺産が伝える過去からのメッセージ
文化や歴史を今に残し、普遍的な価値を持つ景観や環境であるとして、ユネスコが決定する「世界遺産」。その決定のしかたや、世界遺産になることの意義とは？　
ユネスコの助言機関であるICOMOSの会長も務めた、九州大学の河野俊行教授に、そんな世界遺産へのギモンや、水と世界遺産の関わりについて質問してみました！

Topic3：
浸水被害からアートを救え！
川崎市民ミュージアム収蔵品レスキューの歩み

◆ちょっとまじめに水のこと
vol.12「下水サーベイランスってなに？」

◆水を還す達人突撃インタビュー企画
第13回　浄化槽で日本と世界の環境保全を目指す海外営業担当の先輩を直撃！
（株式会社ダイキアクシス：島村景（ひかり）さん）

◆「水にまつわるむかし・いま・みらい」
官民連携で誕生した三代目・銭瓶町ポンプ所

◆水Lab.
vol.11　アナザージャパン
※上記銭瓶町ポンプ所がある銭瓶町ビルディングの１階にある、学生主体で運営される地域産品セレクトショップ