国土交通大臣賞「循環のみち下水道賞」を受賞しました

一般社団法人Water-nが社会貢献活動として取り組んできた、中央大学人間総合理工学科・山村寛教授と、Water-nサポート企業との協働講義プロジェクトが、令和6年度(第17回)国土交通大臣賞「循環のみち下水道賞」(広報・教育部門)に選ばれました。

多くの方々のご支援があってこその受賞です。本当にありがとうございました。
当法人ではこれからも人材育成に取り組んでまいります。

なお、表彰式は、「下水道の日」にあたる2024年9月10日(火)に国土交通省にて執り行われる予定です。

取り組みの概要

水インフラ(上下水道等)サービスを持続していくには、
衛生工学など技術系に加え、マネジメントに必要な経営・DX・BCP など
幅広い知識・人材が求められます。

そこで当法人では、中央大学の山村寛教授とWater-nサポート企業との協働講義を
2018 年から毎年上期に実施しています。
「技術から経営まで網羅的なテーマ設定」
「SDG sやESG、温暖化など社会の最新動向に言及する」
「DXの社会実装など現場の最前線も伝える」
ことを基本方針とし、毎年14 ~ 15 回、約60 名の社会人講師が講義を行っています。

また、下水道展や水道展での学習をレポート課題とし、
講師企業以外の業界各社と学生との接点を創出しています。

PRポイント、取組の効果

・ 技術から経営まで、さらにはSDG sなど最新の社会情勢、最新技術の社会実装の現場まで網羅した教科・教科書がないという大学が抱える課題を、20 社以上もの企業との協働講義とすることで乗り越え、同時に学生に上下水道という仕事の魅力を伝え、入職希望者の増加も目指すという、大学、学生、業界にとってウインウインウインの取り組みです。

・2018 年から継続し、2024 年度で7 年目を迎えた息の長い取り組みです。

・毎年約140 名の学部3・4年生が受講し7 年間で合計934 名の学生に上下水道の魅力を伝えられました。

・そのうち80 名以上が参加企業に就職しました。

Key Person

多くの企業の協働なしには実現できないカリキュラムです

講師陣(一部。下水道展 2024 にて)

2024年度講師企業(講義日順)
石垣
極東技工コンサルタント
東京設計事務所
東京大学
東亜グラウト工業
月島JFE アクアソリューション
明電舎
日水コン
日本環境整備教育センター
日本水工設計
浄化槽システム協会
新明和工業
メタウォーター
フソウ
ダイキアクシス
ウォーターエージェンシー
ヴェオリア・ジェネッツ
NJS


新明和工業株式会社のHPで紹介されました。

中央大学人間総合理工学科&Water-n協働講義プロジェクトチームの一員として、令和6年度(第17回) 国土交通大臣賞「循環のみち下水道賞(広報・教育部門)」を受賞