冊子「Water-n」vol.17発行しました

モノづくりや暮らしのことを「水を還す」(Water Return)視点から見つめ直すきっかけ作りを目指す「Water-n」のvol.17を発行いたしました。

今号は「DRINK」がテーマです。

香りや味を楽しんだり、飲んでリラックスしたり。
お酒やコーヒー、嗜好品と呼ばれるドリンクは
ココロを豊かにしてくれる存在です。

では、そんなドリンクを作る背景には
どのような水の課題があるのでしょう?
そしてそれを解決するために、
どのような努力が隠されているのでしょう?

ドリンクを通して水の持続可能性を探り、
より良い未来を目指す。
今号のWater-nでは、そんな試みの現場を
ご紹介していきます。。


PDF 24MB
eBook(vol.17のアップロードは準備中)

【コンテンツ】

◆DRINK×Water-n

Topic1:
(1杯目)下水道資源が育てた酒米で日本酒ができました!
秋田高専の日本酒「酔思源」
清涼な水と肥沃な大地に恵まれ、米どころとして知られる秋田県。そんな秋田県にある国立高等専門学校・秋田工業高等専門学校では、2017年から下水道資源を活用した酒米造りが行われています。この酒米から2023年、日本酒「酔思源」が誕生しました。生徒とともにこのプロジェクトに取り組む秋田高専の増田周平先生に、酒造りを始めた理由について伺いました。

Topics2:
(2杯目)ビールで人生も地域社会もハッピーに!!
ヤッホーブルーイングの排水処理システム
「よなよなエール」「水曜日のネコ」「正気のサタン」などユニークな名前のビールで知られるヤッホーブルーイング。日本のクラフトビールの先駆けとなったこの会社では1997年の創業当時から、自社設備で排水処理を行いつつ地域社会への還元にも努めているのだそう。詳しいお話を聞きに長野県佐久市にある醸造所を訪ねてきました!

Topics3:
(3杯目)サステナブルなコーヒーが「あたりまえ」の未来をつくる
「おいしさ」にこだわるUCCグループのチャレンジ
熱帯・亜熱帯の限られた地域、いわゆる「コーヒーベルト」で栽培されるコーヒーは、気候変化に影響を受けやすい農作物。将来はコーヒーの生産地が大幅に減ってしまうのではという見方もあるなかで、「コーヒーの力で、世界にポジティブな変化を」というビジョンを掲げるUCCグループ。UCCジャパンで農事調査室長として世界中の産地を飛び回る中平尚己さんに、UCCグループが目指す未来についてお話を伺いました。

Topics4:
(4杯目)まだまだある!ドリンク業界の水への取り組み
ドリンクに関わる企業ではさまざまな 水・環境への取り組みを行なっています。ここでは日本国内の 企業の取り組みの一部をご紹介しましょう!

ちょっとまじめに水のこと
vol.14「PFASってなに?」

◆水を還す達人突撃インタビュー企画
第15回 上下水道を中心に水・環境事業の研究開発を行っている先輩を直撃!
(メタウォーター株式会社:冨田彩花さん)

水Lab.
vol.13 秋田工業高等専門学校 土木・建築系増田研究室
※下水処理水を使った酒米の栽培と下水処理場の温室効果ガスの発生に関する研究に取り組む

【協賛企業】(50音順)
株式会社石垣
ヴェオリア・ジャパン株式会社
株式会社ウォーターエージェンシー
株式会社NJS
オリジナル設計株式会社
管清工業株式会社
株式会社極東技工コンサルタント
三機工業株式会社
一般社団浄化槽システム協会
株式会社神鋼環境ソリューション
新明和工業株式会社
株式会社ダイキアクシス
月島JFEアクアソリューション株式会社
東亜グラウト工業株式会社
株式会社東京設計事務所
中日本建設コンサルタント株式会社
株式会社日水コン
日本水工設計株式会社
日本ノーディッグテクノロジー株式会社
日之出水道機器株式会社
株式会社フソウ
ベルテクス株式会社
前澤工業株式会社
三菱化工機株式会社
株式会社明電舎
メタウォーター株式会社
株式会社ユニフローズ

■価  格:100円+送料(税込)ただし学生無料

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