冊子「Water-n」vol.18発行しました
モノづくりや暮らしのことを「水を還す」(Water Return)視点から見つめ直すきっかけ作りを目指す「Water-n」のvol.18を発行いたしました。
今号は「Communication コミュニケーション」がテーマです。
流れゆく水を眺めていて、忙しない日常を少しだけ忘れられたり
心が穏やかになったりしたことはないでしょうか。
「水辺」や「水のある空間」にいると心が素直になって
不思議といろいろなことを話せるような気がしてきます。
今回のテーマは「水とコミュニケーション」。
水は、生き物や、荷物や、文化や、さまざまなものを運びます。
水にはどうやら、私たちの「声」を運んでくれる力もあるようです。
PDF 19MB
eBook(vol.18のアップロードは準備中)
【コンテンツ】
◆Communication × Water-n
Topics1:
対話はインフラだ!水がつないだ「ありがとう」
福岡地区水道企業団50周年事業
河川に恵まれない福岡都市圏の生活を支えるのは、遠く離れた筑後川です。2023年、福岡地区水道企業団は設立50周年を機に、水源地域への感謝を伝える「ありがとうの森」プロジェクトを実施しました。博多駅前イベントや出張授業、高校生の街頭活動など、対話やコミュニケーションを通じて集めたメッセージは葉形カードとなり16本の木を彩りました。企画を進めた元総務部長・今村寛さんに、この取り組みへの思いを伺いました。
Topics2:
「会話が生まれる水辺」の再生を目指して
大阪市「とんぼりリバーウォーク」
水辺ににぎわいと会話を取り戻す大阪市の水都再生プロジェクトを紹介。かつて「水の都」と呼ばれた大阪の魅力を再生するために、2004年に誕生した道頓堀川の遊歩道「とんぼりリバーウォーク」。商店街や地元企業との対話を重ね、歩きたくなる川辺を実現しました。今では観光客も地元の人も集い、イベントやライトアップを楽しむ都市の新しいコミュニケーション拠点になっています。
Topics3:
「禅」の教えに学ぶ
水のような生き方が育む共感とコミュニケーション
元・禅僧で哲学コミュニケーターの大角康さんは、水は禅僧の生き方を表すメタファーだと語ります。流れ続ける水のように変化を受け入れ、他者との関わりを大切にする姿勢が、共感やコミュニケーションを育むのだそう。川辺で心がほぐれる体験や、縁に従ってより良い行動を選ぶ考え方について、大角さんに伺いました。
◆ちょっとまじめに水のこと
vol.15「硫化水素ってなに?」
◆水を還す達人突撃インタビュー企画
第16回 上下水道事業を中心に社会インフラ分野で活躍する先輩を直撃!
(株式会社明電舎:小泉侑也さん・堀悠之亮さん)
◆水Lab.
vol.14 日本大学 理工学部 土木工学科 微生物処理工学研究室
※下水の微生物処理や温室効果ガスの抑制、下水汚泥の資源循環などに関する研究に取り組む
【協賛企業】(50音順)
株式会社石垣
ヴェオリア・ジャパン株式会社
株式会社ウォーターエージェンシー
株式会社NJS
オリジナル設計株式会社
管清工業株式会社
株式会社極東技工コンサルタント
三機工業株式会社
一般社団浄化槽システム協会
株式会社神鋼環境ソリューション
新明和工業株式会社
株式会社ダイキアクシス
月島JFEアクアソリューション株式会社
東亜グラウト工業株式会社
株式会社東京設計事務所
株式会社ドーコン
中日本建設コンサルタント株式会社
株式会社日水コン
日本水工設計株式会社
日本ノーディッグテクノロジー株式会社
日之出水道機器株式会社
株式会社フソウ
ベルテクス株式会社
前澤工業株式会社
三菱化工機株式会社
株式会社明電舎
メタウォーター株式会社
株式会社ユニフローズ
■価 格:100円+送料(税込)ただし学生無料
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学生には無料配布いたします。お申し込みの際に学校名・学部名を必ず記載してください。
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