プロジェクトの社会的インパクトを評価しよう

2024年10月9日の水マネ大学は、株式会社日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門 執行役員 本部長代行の石田直美さんを講師に迎え、「成果連動型PPP事業について」をテーマに講義していただきました。

日本総合研究所の石田さん

あなたが今、携わっている仕事の成果って何ですか?

例えば、自治体からの委託を受けて、高齢者向けの介護予防プログラムを実施するとします。その場合の成果って、何でしょうか?

よくあるのは、プログラムの実施回数や参加人数ですね。
それに対し、成果連動型PPPで評価する「成果」は、プログラムを実施したことで、「どれくらい身体能力の低下を抑制できたか」「要介護リスクをどれくらい低減できたか」です。
そして、その成果が高ければ、実施した企業への支払いに上乗せするというのが、このPPPの特徴です。

前者の結果は「アウトプット」、後者の成果は「アウトカム」とも呼ばれますね。

プロジェクトのアウトカムの評価は、そのプロジェクトが社会に対してどのようなインパクト(社会的インパクト、ソーシャルインパクト)を与えたかを評価するものであり、近年、重視されています。

講義ではソーシャルインパクトボンドなどのトピックス、国内外での実施事例などを交えてお話ししていただきました。

詳しく知りたい方はぜひ水マネ大学2025年度で仲間になってくださいね。

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