「山」「スポーツ」に学ぶリスクマネジメント
2025年1月22日の水マネ大学は、トライアスロンのシニア日本代表選手として活躍するトライアスリートであり、難しさで知られる三大北壁の登攀を果たしたクライマーであり、ヒマラヤの未踏峰の登頂に成功した登山家であり、元水道事業管理者でもあり、現在は上下水道コンサルタントである松葉桂二さんを講師に迎え、『目標達成のためのマネジメント「登山編」「競技・仕事編」』をテーマに講義していただきました。
クライミングや登山を成功させるにはリスクマネジメントが重要であり、そのためには準備がすべて。三大北壁に挑んだ時には、気象遭難に備え、技術・体力・チームワークを構築し、技術的な安全性を科学的に検証されたそうです。
そうした準備を確実にするために、ヒトからの情報、仲間との絆という人間関係を大切にされていたことや、経験主義に陥らないよう自制されていたことが印象的でした。
松葉さんがおっしゃるように「こうしたリスクマネジメントが仕事にも通じます」
ヒマラヤの未踏峰に挑んだ時には、リスクテイクもされたそう。その決断ができたのは、気象条件を読み切れていたことに加え、「自分自身の経験、その時の心と体のコンディションを理解できていたから」。
仕事でも時にリスクテイクして、挑戦する場面も出てくるでしょう。
受講生からは「自分自身を知ることが大事」「まずは自分自身を良く知ることから始めます」などの感想がありました。
リスクを怖がって立ちすくむのではなく、リスクを知り、自分自身を知り、リスクマネジメントをして一歩を踏み出していきましょう。
詳しく知りたい方はぜひ水マネ大学2025年度で仲間になってくださいね。