「連携」「協働」ではモノ足りないと思いませんか?

2025年3月26日は2024年度の水マネ大学の最終講義ということで、主催者であり学長(と言われますが、その呼ばれ方にいまだ慣れることができません)である一般社団法人Water-nの代表理事の奥田早希子が講義いたしました。

年度最後の講義はいつも私が担当しており、恒例の「オソト志向グループ対決」を今年も行いました。これまでの1年間で身につけた柔軟な「オソト志向」をいかんなく発揮していただき、下記4つの課題についてアイデアを競っていただきました。

<対決1>PPPによる防犯灯更新、維持管理業務効率化策を考えよ
<対決2>下水道展の改善策を考えよ
<対決3>オソトの成功事例を自社の「コト化」に応用せよ
<対決4>インフラの「商品」を変えよう

あなたなら、どんなアイデアが思い浮かびますか?

異業種交流や異業種連携、協働という言葉をよく聞きますが、私が提唱する「オソト志向」はそれらとは一線を画します。

●異業種交流、連携、協働=自分は自分のまま、相手は相手のままで交わる

これではオソトに接しても反応は起こりにくい。これに対し、

●オソト志向=自分も相手もそれぞれの枠を融かし、それまでの自分(相手)ではない何者かになって交わる

これによってはじめてオソトとの反応が起こり、自分でも相手でもない新たな何かが創出されます。これを私は「融合」と呼んでいます。

卒業生の皆さん、じゃんじゃん「融合」していってくださいね!