「何を建てるか」から「どんな街をつくり、どんな暮らしを残すか」へ
2026年8月26日の水マネ大学は、街制作室株式会社の渋谷正明さんに「今さら聞けない『まちづくり』」をテーマに講義していただきました。
講義では、地方都市で進められてきた大規模再開発の課題が取り上げられました。補助金を活用して大きな建物を建てても、テナントが埋まらず、人や商売、文化が育たなければ街の活性化にはつながりません。
渋谷さんは「再開発ができれば、まちづくりにならなくてもいい、という発想はだめだ」と指摘していました。
これから必要なのは、その街にしかない「らしさ」を生かすこと。空き地や隙間に小さな店舗を集めた屋台村は、地域での起業を後押しし、人やお金の循環を生み出すうえで有効だということです。
また、住民が感じている不便や不満から、本当に解決すべき課題と新しい事業の種を見つけるために、「街の悪口を探す」というアプローチをすることもあるそうです。
「何を建てるか」から、「どんな街をつくり、どんな暮らしを残すか」へ。水インフラにも、街全体の将来像から必要な仕組みを考える視点が求められています。
詳しく知りたい方は、2027年度の水マネ大で仲間になってくださいね。


